0622その2
<この世界の片隅に>
公開当時、ツイッターで話題いろいろ話題になってたやつ。
戦争描写が丁寧だとか、火垂るの墓よりほのぼのしていて見やすいとか。
予告編もなにも見たことなかったから全然話の内容しらず視聴。
ほのぼのしているって言ったやつ!!!!!嘘つき!!!!!!!
めっちゃ悲しくなった!!!!嘘つき!!!!!!!泣いちゃったよ!!!!!!!!
いやすごい面白い映画だったんだけどね。
ぼんやりとしていたすずが、度重なる空襲、晴美ちゃんの死をきっかけに変わっていく姿。
最初いじわるで嫌な感じのした義姉も、気が強くて不器用な人だっただけですごく好きになった。
夫との死別、息子との別れ、と一人で戦ってきたことを知って、それまでのすずへの物言いとか違うものに見えて…。EDクレジットで作ってもらったワンピースを着ている姿…泣いた…。
戦争が激化するにつれて疲弊していく人々の姿がつらくてしんどかった。今の時代の人間、って価値観かもしれないけど理不尽に思えてしかたない。
新谷真弓さんでてるのキャストみるまで気付かなかった…。キルラキルのイメージが強かったので、あんな声というか、演技もできるんだ、びっくりしたー。
ラストで子供を拾う場面、最後ってこともあってグロさ、というかエグさがきつかった。なんでもない普通の家庭から、きっと真っ先に子供を守ったのであろうお母さんがボロボロで、それでも生きなきゃと子供の手をひいて歩く姿、力尽きて動かなくなったお母さんにたかるハエや蛆を払おうとする子供の姿とか、泣いてしまう。
ところで、夫婦初夜のシーンで「傘を持ってきたか」って問答は致してもいいかどうかの比喩?の会話???でいいんだろうか。本当に傘で干し柿とって食べてたけどあってる?よね?
夏からドラマやるの今知りました。みたいなあ。