肥溜めも

面白くないです

0210

気が向いたときに書くブログだから久しぶりであっても罪悪感とかかけらもない。書きたいとき、書けるときに書く。仕事じゃないので。

 

新世界より

 100年前から読みたいな~って思ってずっと買わずに読まなかったやつ。本読みたい欲が再燃してきたので思い切って新品取り寄せて読んだ。初めて読んだ貴志祐介があんまり合わなくて敬遠してたけど、読みやすくてサクサク読めた。なんだったら黒い家より軽く読める感じな気がした。(黒い家は陰鬱で恐ろしいので……)

14歳編が一番面白かった。愛…ラヴ…人は死ぬけど想いは消えぬ…。

かなり序盤で全人学級(字合ってる?)の印象について牧場っぽい(要約)って言ってた早季の言葉皮肉きいてて印象残った。子供に人権ないから殺処分しても問題がないって理屈、ディストピアみあっていいですね。

終盤の盛り上がりというか、予定調和っぽさに白けた。状況的にやばいのはわかるんだけど絶望感が足りない……?あ、でも病院のシーンはいい感じにホラーですき。東京の地下汚くてきらい。

まりあと守の関係の危うさ好きだったけどあまり描かれなくて残念。そこに焦点あてられても「何……?」ってなるんだけどね。早季視点で話が進むから守に対する興味のなさが凄まじくて笑う。まりあのことは何度も思い返すし幻覚?亡霊?まで見ちゃうけど、守についてはついぞ言及なくてワハハ。

 

1984(映画版)

原作読み始めてあまりにもイメージわかなかったから先に映画みた。黒い家と同じパターン。

ディストピア~~~~たのし~~~~。

出だしから想像の5000倍は荒廃してて笑った。衛生的にいろいろとやばそう。

ご飯まずそうすぎて逆に食べてみたい。

ジュリアの髪型がレオンのナタリーポートマンみたいで可愛かった。ちょっと痩せ型なのもそれっぽい。

拷問シーンが長くてきつかったなあ。ゴア表現はないから役者の鬼気迫る演技のおかげでしょうね(冷静解説)

何かを盲信している人間は怖いなあ。信じているものが信じるに値しないと知ってしまったとき生きていけなくなりそう。こわいこわい。

 

アンブレイカブル

スプリットみてラストシーンの突然出てきて意味深なこというブルース・ウィリスにめちゃめちゃ笑ってしまったのでつい見てしまった。

絶対に傷つかないブルース・ウィリスってだけでかなり面白い。

名前しか知らなかったんだけどサミュエル・L・ジャクソン変人オーラすさまじいね。

あと今回はシャマランがどこで出てきたのかわかって嬉しかった。隠れミッキー(隠れてない)見つけたみたいな嬉しさ。

馬鹿なので説明できないけどラストシーン、Mr.ガラスが何を言いたいのかニュアンスでは理解したつもりで、それはそれとして「もっと早く気づいてもよかった、あのあだ名だよ」ってセリフの意味がよくわからなかったです。字幕でもう一度みたほうがいい?