肥溜めも

面白くないです

20220807

 寝ちゃダメな日だったのに、アラームかければ起きれると自分を過信して眠ってしまい、人との約束をすっぽかしてしまった(最悪)ので、ほとんど酒が入っていない状態で朝を迎えているので今朝はかなり体調がいい。薬の影響で食後に眠くなるのだが、食べたあとすぐに横になるのは良くないし自律神経もおかしくなるから百害あって一利なしなので、今度からは机に突っ伏して仮眠程度に抑えたい。いや、でもどうしても眠くなったら横になっちゃうかも。

 

 最近は劇場版輪るピングドラムの主題歌の僕の存在証明を聴き続けているせいか、ピングドラムについて考えている。見たのはもう10年近く前で記憶違いをしている部分も多いだろうが、とにかく親と子の関係、原罪、モデルとなった事件と可愛らしいキャラデザとは裏腹に精神的にグロテスクな要素が多い作品だったと思う。私は、親の罪は子に及ばない、という思想のもと生きているのでどうしてもあの作品の親子関係をまっすぐ見ていられなかった。顔を手で覆って、指の隙間からちらちら見て「どうか私の考える最悪の展開になりませんように」と願いながら視聴していたと思う。少し誇張した。子にとって親は世界で、親の言葉は祝福にも呪いにもなる。ピングドラムにおいては呪いの側面が大きかった。愛に重い条件を付けて虐待したゆりと多蕗の親、過去の憧憬と罪を残して消えていった高倉家の両親。最終的に選択したのはそれぞれのキャラクターたちだが、その選択の陰に親の姿がちらついて視聴中苦しかった。その罪を叱ってくれる大人がいればよかった。居なかったから子供たちは寄り添って林檎を齧ったのだろうか。