肥溜めも

面白くないです

0622

アンナチュラルおもしれ~~~~!!!

なんで誰も教えてくれなかったの!?めっちゃ面白い!!週末で一気に見てしまったよ!!!なんだったら無料期間中にもう一回みるよ!!

ってことでドラマ、アンナチュラルの感想思いついた感じでぽつぽつ書く!

 

アンナチュラ

この記事のアンナチュラル関連、本当は6/18に書いたんだけど、酔っ払って書いてた挙げ句推敲してない(いつもだけど)ものを酒抜けてない今読み返してるから恥ずかしいからせめて背景色と同化させて投稿します。もったいない気がするので。いやなもったいない精神。

<ここから>

こメディとシリアスが一話の中でいい塩梅に凝縮されていて、とても重いテーマを扱っているのに始終重苦しいわけではなく、だからといってふざけて放り出しているわけでもない、素晴らしい脚本だっていうのが一番に言いたい。

昨今の社会問題を各話のなかに散りばめていて視聴者に考えさせるような内容でもあるのに、そのうまい脚本のおかげで説教臭さが少し薄い気がする(ないわけではない)。

物事の良し悪しは見る角度によって変わる、っていうのがきちんと描かれているおかげな気がする。

 

ツイッターで暴れた通り、私はとくに7話がすきなんだけど、それって騒動の中心人物である白井少年と横山少年の関係と悲劇が好きだからなんだよね(不謹慎だけどはっきりいう)。

いじめという観点でいえば白井少年もれっきとした加害者(いじめを見過ごしていた為)なんだけど、日常生活における横山少年との関係は恩人であり友人っていうかけがえのないもので、裁かれたい、許されたい、友の無念を晴らしたい、その想いのもと7話の事件が起きたわけで。

倫理的に考えて白井少年のした行為はその後のことを考えず亡骸とはいえ友人をネットで晒しあまつさえショーにしたっていう最低な行いなんだけど、その裏にある想いが悲しくて重くてとても「間違ってる」なんて言えないんだよね。

先生は見てみぬふりをしていた、助けてくれそうな同級生にも知らん顔された、どうにかしたかったけど自分が恐ろしい目にあうのも怖かった(トラウマ)、文字だけだと私の表現力のなさのおかげで、いや、お前が助けろやーいって思えるけど普通に複数の男に暴行を受ける危険性とか怖くて無理だし罪悪感だけがつのるよね…。あんなもん見せられたら視聴者はあなたも辛かったよね、友達助けられなくてくやしかったよね、って泣いちゃう。私は泣いた。

最後の最後でもうひとり殺すのは僕自身ですっていうのも、白井少年がとても臆病で優しい子であることが痛いほど伝わってすごく悲しかった。友人の死体の配信を心に決めた時点で、なりふりかまってなかったと思う。でももし刺し違える覚悟でいじめっ子達の命を奪うっていう復讐の選択をしていたら(その選択肢が白井少年のなかにあったのかは不明だけど)家族や色んな人に迷惑をかけるかもしれない、何も悪くない人に攻められる要因を作ってしまうかもしれない、とか、そんなふうに考えたのかな。とか。もしかしたらただ単に恐ろしいだけだったのかもしれないけど。あとは、いじめっ子たちが社会的に被害者になってしまったら惨めな思いを味わわせることができないとか。それでも、第三者を殺す、という選択をしなかった彼は優しい子だと思いたい。友のために「俺だけ生きてていいのかな」といった白井少年の涙は本物だったよ…。

 

3話の検事や被告に対して、中堂さんがぐうの音も出ないような正論で文字通り黙らせるところとかめちゃくちゃ皮肉きいてるし、でもすっきりはするけど描かれていたハラスメントに対する正解は出てないんだよね。(そこが焦点じゃないから当たり前なんだけど)

 </ここまで>

書きかけかよ。

でもアンナチュラルはめっっっっっちゃ楽しかったのでおすすめです。

これはめちゃめちゃマイナードラマで正直私以外誰もしらないだろうと思いますが、同じ脚本家の「逃げ恥」もめっちゃ面白いですよ。

 

ブラックミラー

友人に勧められてみたやつ。

シーズン1まで見て精神的疲労感がすごくてとりあえずストップ。おもしろかったけどね!!!!!!

世にも奇妙な物語の後味の悪い作品全部詰めって感じ(受け売り)

今の所、一番見たあとオエエェ…ってなったのが一話の「国家」。後味悪いなりに楽しめたのが2話の「1500万メリット」。

一話冒頭5分で首相に豚と性行為を強要して「ワハハ」って笑ったけど、首相本人が追い詰められていく描写に感情移入して普通に笑えないというかおわったあと悲しすぎて盛大なため息が出た。

皮肉なオチの演出っていうのはわかるけれど、犯人の人物像とか動機が本当に意味でわからない不気味さとかが拍車をかけた。

藤子先生の言った「S・F(すこし・ふしぎ)」に近い感覚が楽しいドラマ。ただどうしても、人間が演じている分生々しさというか、自分のすぐ隣りにあるような気分の悪さのせいで疲れて連続視聴できない。そういってシーズン1通してみたけど。

臭いものをかぎたくなるような気持ちでみてる。またちょっとしたらシーズン2みます。

 

フルハウス

そして疲れた私が行き着いた休息の場所、フルハウス。めっちゃ面白いうえに子供がかわいい。

大人の描く可愛い子ども、って嫌な見方しちゃうのは私に子供の親戚がいないからかな。

小さい頃天才てれびくんのあとにやっていたドラマ、ってイメージで登場人物の記憶とかもうっすらとしかなかったけど、みてみると「あーこの人こんな立ち位置だったんだー」ってわかって幼少期の記憶あなどれないね。

第3シーズン途中までみたけど、どんどん感動路線というか視聴者が教訓になるような傾向が強くなっている気がする。

字幕と吹き替え同時に流しているけれど、吹き替えだと「??」ってなる部分が字幕だとわかりやすくなって助かる(主に版権関連)。

ミシェルが可愛くてな…。というか見ている側が、子供の成長実感できるところにすごい思い入れ強くしちゃう。ミシェルのこと可愛い姪に思えてしかたない(ぼくはおいたん)。

これからまだまだ大きくなると思うと楽しみでもあり、一抹の寂しさもあり。

とにかく今の癒やしはこれ。でも一段落ついたらブラックミラーみる。