0728
映画:ブルーバレンタイン
あらすじ見てたし、後味が悪いのも知ってたけど
はーーーーしんどい
子どもが子ども作っちゃ駄目ですね。教訓!
私自身が女であるからなのか、シンディよりで見てしまったのだけれど、だからと言ってシンディがいい母親であり妻であるとは欠片も思えない。
ディーンは情愛は深いけれど独りよがりで、子供に対しても遊び相手になれても父親にはなれないんだろうな。シンディ目線で言ったら、ただでさえ大変な時期なのに子どもがもう一人いていい加減にしてよ、ぐらいは思ってそう。
でもディーンから見れば仕事仕事仕事、男と連絡を取り合ってる。少しくらいは家のことをしている自分に報いてくれてもいいだろう、子どもの前で位仲のいい夫婦を演じてくれてもいいだろう。って感じなのかな。
過去が幸せになっていくほど、現代が最悪になっていって見てるこっちも滅入るわ。
触れるのも嫌、ってもう別れるしか選択肢ないよなあ。しんどい。
娘に幸あれ。
借りてきたもの全部見終わったけど、次借りる時はせめてハッピーエンドのもの借りよう…。疲れた。
0727
映画:葛城事件
実際にあった事件がモデルの映画。事件についての言及は避けるけど、有名なのもあってニュースも見たしネットでも結構調べてた。
劇中ずっと苦しくて、大好きなお酒が進まない進まない。終わってコレ書いてる今、一番泣きそうな気分になってる。
父親の、人を傷つけると分かっていながら悪意ある言葉を投げるところとか、自分は絶対に間違っていないと信じることで自分を保ってるところとか、身近にいる人を思い浮かべて、すごく苦しかった。他人を傷つけながら最後には独りになってボロボロで終了っていうのが、本当に辛い。悪くないわけではない、寧ろ人として信じがたいくらいクズだけど、首吊りシーン本当に辛かった。どうしてあなたはそんな風に生きてしまったの、と言いたい。
長男の被害者っぷりも苦しい。幸せな家庭にあった小さな歪みがだんだん、大きな歪みになって、ただ普通に生きている長男の人格や感情にしわ寄せがじわじわ出ている感じ。すごく苦しかった。再就職のための面接シーンとか、全然言葉は出ないのに、頭の中は饒舌になってるのかな、とか考えるともうもうもう。「俺、この店継ごうかな」ってどんな気持ちで言ったのかと思うとやりきれない。父親のだめだよ、も昔から決めていたことで本当に何気ないやり取りなのに、ここで少しでも違っていたら…。自殺前に聞いた息子の声が「ばいばい」なのも偶然の産物とはいえ、トドメをさしにきていてつらい。嫁さんが最後に実家の力を借りつつ幸せそうなのが救い。長男は救われてないけれど。いやでも、子どもが怪我したシーンの「大げさ」発言はクソかよって思った。
母親も、父親(旦那)への不満とか、色んなストレスがあって拠り所が赤ちゃんのように甘えてきた次男しかなかったのかな、って思うともうもうもう(二回目)
人の声に耳を貸さない、自分は正しいと思っている人間の傍にいると声をあげることを諦めちゃうんだよね。でも確かにストレスは残っててそのダメージがだんだん母親を壊して最後に息子二人共色んな意味で失ったんだからそりゃあ壊れちゃうよね。家を出ていった時、逃げ切れていればどうなってたんだろう。次男はニートなりにまだ人のままでいられたのかな。
田中麗奈、この綺麗事だけの人がどうやって次男の心を開くのかなって思ったら最後まで綺麗事で結局心開かず終わって拍子抜け。現実より無情かよ。仕事何してんだろう、次男の言ったようにまじで暇なの?って思った。
次男、クズすぎて笑うしかない。コイツがこうなったのは誰のせいでもないこいつのせいだけど、じゃあどうすればよかったんだろうとは思わなくはない。やっぱり父親から隔離するのが一番?でも母親に暴力奮ってるっぽい形跡あった?し?どうしようもねえ!ただ、やっぱりアパートの中で父親がやってくるまで三人で普通に話していて、母親が逃げ切れていれば少なくとも事件は起きなかったんじゃないかと、思わなくはない。過去の幸せな家族のシーンで「赤ちゃんみたいだね~」って言われてたけど、きっと本当に赤ちゃんのまま大きくなっちゃったんでちゅね。
ひどい映画だった(褒めてる)きっついので、FF15キメます。
0725
小説:黒い家
面白くて一気に読み終えてしまった…。
字が小さくて読む気起きないとか文句言ってすいませんでした。めっちゃ面白怖かったです。
読むにあたって、映画を事前に見ていたので自分の中で比較しながら読んだ。
概ね映画と同じ流れだけど、主人公若槻の印象が映画より普通の人って感じ。映画だと気弱というか、押しに弱そうな感じがあったので。
黒い家に乗り込んで恵を助けて~の辺りは映画が怖かったけど、
最後のビルで襲ってきた下りとかは小説のほうが怖かったなあ。どこに居るか分からない菰田幸子に怯えながら、常に追い詰められているような気持ちで読んでてしんどかった。エレベーターのやつとかちびるところだった。
最後のオチも小説のほうが好きだなあ。
菰田幸子のバックグラウンドを憶測に留めておくことで生まれたときから化物だったのか、人が化物になったのか、不気味なまま終わって後味悪くてグッド。
どっちにしても気味が悪くて怖い女だった…。しばらく大竹しのぶトラウマになりそう。
<追記>酔っ払ってます
映画:ドントブリーズ
公開当時見よう見よう思ってのがしたやつ
こういうのは映画館で見るのがいいよな~と思いながらキャンペーン分の本数に足りなかったから仕方なく借りた。
めっちゃ面白かった。元軍人強すぎない?
ていうかエロ本かよ。
女の子が監禁されてて、なんかエロい部屋でエロい格好で捕まってるなとは思ったけど。それなりに興奮したけどザーメン汚すぎて吐きそうだった。陰毛あったの嫌なリアル。
真面目系クズ野郎とただのクソ野郎はまあ死ぬだろうなって予想しながら見てた。真面目系クズおもったより長生きしたけどね。
地下室で電気消されて、逃げるシーンが一番ハラハラした。喋るな!!って思いつつも喋ったから助かったシーンもあるし、肝が冷えた~~~。
女が最後まで逞しくしぶとく生き残るのナイト・オブ・ザ・リビングデッドのリメイク版思い出した。あれも途中までヒス系女だったのに、ラストシーン修羅と化して凄い笑った(面白かったです)
字幕で見たけど、吹替の声優豪華だね。また見る機会あったら吹き替えで見たい。
0724
スプラトゥーン2に合わせてとった連休最終日らしく、海鮮丼食べたり、スプラしてゴロゴロしたり最高の1日でした。
酔っぱらいの文章だから読みにくい口語と文語入り混じり。大体の言葉の頭に「私個人としては」ってつく。
黒い家の原作読んでるけどまだ途中なので感想はまた今度。とはいえ今日は映画も特に見ていないのでキンプラの舞台化も発表されたので、私が2.5次元(厳密に言えば刀ミュ)にハマったときの心境の変化?を残します。
心境の変化というか、元々2.5にそれほど興味がなくて、なんとなく理由はないけど避けて通ってた感じで。
すごく熱く作品を勧められると、冷めちゃう心境に近いと思う。
別に誰に勧められたわけじゃないけど、周りに2.5好きな人たくさんいたし、動画や円盤を見せてもらったこともあった。
その時はへーすごいなー程度で。イケメンがキレキレに動いて面白いことしたりかっこよかったり。
刀剣乱舞ミュージカルを見たきっかけは本当になんとなく、トライアル公演のライブビューイングをとったからで、推しキャラが居たとかも特になかったはず。あの時は。
トライアル公演の感想は置いておくとして、あの公演で色々変わりました。
まず、キャラクターが生きてる。
うまく言えないけどすごく入れ込んで見てしまった。映画館で集中して見ていて、舞台上に刀剣乱舞の子たちが生きて動いていることをすごく感じました。
ゲームからすごく広がって、色々考えて、悩んで、苦しんで、楽しんで、生きている子達が本当に居たんだ!!トトロ居るもん!!ってなった。
その流れでライブパート見せられたらもう、即堕ち(堕ちてない)二コマ。生きているあの子達がアイドルをやってる。信仰するしかない。
余談だけど私は石切丸にハマってから、ママ属性を持ってる子(主観)にハマりやすくなったらしいです。どうでもいい。
ついさっき、夕飯作りながら2.5にハマる前、どうしてあれだけ映像を見ていたのに生で見ようとしなかったんだろう。ってことを考えていて、多分、キャラクターの生に実感を持てなかったからなのかな、と自信ないなりに結論を出しました。
オタクではない友人と以前話していて、その子は2.5次元に限らず舞台が苦手でどうしてか聞いたら「演じているキャラクターの中にその人個人を思い浮かべて冷めてしまう」と返ってきました。
少し違うけど、ハマっていなかった私もそれに近いものを感じました。
アニメの演者が既にあってその印象に囚われて、すごくよく出来たコスプレをしたイケメンが舞台をやってるという意識で見ているからキャラクターに生を感じられなくて、けれどちゃんと集中して見てみればそこには生きて動く子たちがいた。
あ~~~何が言いたいかというと、
合う合わないはあるけど、2.5次元は2.5次元で楽しいな!って話。やっぱり同じ次元でキャラクターの生を感じるととてもうれしいです!!