肥溜めも

面白くないです

0727

映画:葛城事件

実際にあった事件がモデルの映画。事件についての言及は避けるけど、有名なのもあってニュースも見たしネットでも結構調べてた。

劇中ずっと苦しくて、大好きなお酒が進まない進まない。終わってコレ書いてる今、一番泣きそうな気分になってる。

父親の、人を傷つけると分かっていながら悪意ある言葉を投げるところとか、自分は絶対に間違っていないと信じることで自分を保ってるところとか、身近にいる人を思い浮かべて、すごく苦しかった。他人を傷つけながら最後には独りになってボロボロで終了っていうのが、本当に辛い。悪くないわけではない、寧ろ人として信じがたいくらいクズだけど、首吊りシーン本当に辛かった。どうしてあなたはそんな風に生きてしまったの、と言いたい。

長男の被害者っぷりも苦しい。幸せな家庭にあった小さな歪みがだんだん、大きな歪みになって、ただ普通に生きている長男の人格や感情にしわ寄せがじわじわ出ている感じ。すごく苦しかった。再就職のための面接シーンとか、全然言葉は出ないのに、頭の中は饒舌になってるのかな、とか考えるともうもうもう。「俺、この店継ごうかな」ってどんな気持ちで言ったのかと思うとやりきれない。父親のだめだよ、も昔から決めていたことで本当に何気ないやり取りなのに、ここで少しでも違っていたら…。自殺前に聞いた息子の声が「ばいばい」なのも偶然の産物とはいえ、トドメをさしにきていてつらい。嫁さんが最後に実家の力を借りつつ幸せそうなのが救い。長男は救われてないけれど。いやでも、子どもが怪我したシーンの「大げさ」発言はクソかよって思った。

母親も、父親(旦那)への不満とか、色んなストレスがあって拠り所が赤ちゃんのように甘えてきた次男しかなかったのかな、って思うともうもうもう(二回目)

人の声に耳を貸さない、自分は正しいと思っている人間の傍にいると声をあげることを諦めちゃうんだよね。でも確かにストレスは残っててそのダメージがだんだん母親を壊して最後に息子二人共色んな意味で失ったんだからそりゃあ壊れちゃうよね。家を出ていった時、逃げ切れていればどうなってたんだろう。次男ニートなりにまだ人のままでいられたのかな。

田中麗奈、この綺麗事だけの人がどうやって次男の心を開くのかなって思ったら最後まで綺麗事で結局心開かず終わって拍子抜け。現実より無情かよ。仕事何してんだろう、次男の言ったようにまじで暇なの?って思った。

次男、クズすぎて笑うしかない。コイツがこうなったのは誰のせいでもないこいつのせいだけど、じゃあどうすればよかったんだろうとは思わなくはない。やっぱり父親から隔離するのが一番?でも母親に暴力奮ってるっぽい形跡あった?し?どうしようもねえ!ただ、やっぱりアパートの中で父親がやってくるまで三人で普通に話していて、母親が逃げ切れていれば少なくとも事件は起きなかったんじゃないかと、思わなくはない。過去の幸せな家族のシーンで「赤ちゃんみたいだね~」って言われてたけど、きっと本当に赤ちゃんのまま大きくなっちゃったんでちゅね。

ひどい映画だった(褒めてる)きっついので、FF15キメます。

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